イクメンパパラッチ第9回

イクメンパパラッチ

第9回は、クリエイティブプロダクション(株)ブルー代表取締役の小林創さん。小2の男の子、年長&年中さんの女の子3人のベテランパパ。ダッチオーブンのスペシャリストでもある小林さんは飲食店も経営する多忙な日々を送りながら、週末は子供達とのホームクッキングを楽しんでいます。TVやゲームからではない、自然が生む創造性をはぐくむことを大切にしているクリエイティブパパです。

受動型のバーチャル体験はさせない。体で感じることを大切に

「何かあったらどうするの?」は考えない

子供に対してすごく過保護だな、と感じることがよくあります。時代かもしれないけど、僕の父は例え何があっても間違ったことは許さず、時にはバシッと叩かれたりすることもありましたが、その代りその是非をジャッジするための材料として色々なことを経験させてくれていたような記憶があります。だから僕もできるだけ多くの実体験を子供達にもたせるようにしています。暑い、寒い、痛いetc…なんていう感覚は、自分の手で触ったり、危険を感じたりしないと覚えません。「何かあったらどうするの」と、ちょっと危険そうに見える、でも実は子供が次の成長ステップに上るために必要なステージを親が止めてしまった…。親が止めてしまったら、どこが本当に「危険」のラインなんだか子供たち自身が判断できなくなってしまうと思うのです。親は24時間子供達と一緒にいられるわけではないですから、子供達を危険から遠ざけるだけでなく、様々な原体験を多くさせ自身の判断力を養うことも大事だと思います。

まっさらなところから考える力を大事にしたい

我が家ではTVは限られた時間のみ、ゲームは禁止です。TVはつけていると気づくと何時間も画面の前でぼーっと時間が経っていることがありますね。思考が停止してしまう受動型のメディアなので子供にとってはよくないと考えています。TVは親にとっては正直楽な時もありますが、僕はできる限り実体験から“気づき”や“学び”の機会を提供したいと考えてますので、機会損失につながることは避けるようにしています。
“人間関係の希薄化”が社会問題としてよく話題になりますが、家族は社会の最小単位コミュニティですから、しっかりと家庭で会話を重ねることが大切なのではないでしょうか。共通の体験をして「どう感じた?」「どう思った?」と気持ちや感情を引き出すように心がけています。一方で、本屋さんにはよく一緒に行って、欲しい本はなるべく買ってあげるようにしています。ファーブル昆虫記とか、僕が子供のころに読んでいたものと同じものに興味をもつのが不思議ですね。親として価値観を押し付けるようなことはしたくない、この子達が大人になった時にどのような世の中になっているかなんて絶対に予想できないもの。だから私は「感じる力」と「考える時間」を育んであげたいと考えています。感性豊かな人間になって欲しいですね。

ちょっとの工夫と発想で日常をハッピーに!

マニュアル世代なのでしょうか。“これは、こう”と、とかく物事を決めつける方が多いように思います。もっと自由に物事を捉えたり、ちょっとした発想で楽しく豊かに過ごせると思うのです。例えばドライブの途中で車を止めて小川で水遊びしてみたり、パーコレータでお湯を沸かしてお茶を飲んでみたり、家でもキッチンにダッジオーブンがあったり、庭で朝食をとったり・・・。日常のちょっとした食事でもテーブルウェアとかキャンドルとか、少しの演出で全然変わります。子育ても固定概念の枠をちょっと越えてみて、視点を変えるだけで新たな世界が広がったりすると思います。子供の心をいつまでも忘れないように心がけていますので、よく友人からは自由すぎる!といわれますが(笑)


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小林 創さん

1971年生(株)ブルー 代表取締役。アドベンチャーラリー日本代表の経歴をもつアウトドアスポーツを愛する3児のパパ。本業の傍ら地域のボランティア活動や日本ダッチオーブン振興会の理事を務める。自然が生む創造力を大事にするクリエイティブパパです。

小林 創さん

イクメンのおススメ

小林 創さん

オフシーズンの葉山の海はおすすめです。海というと“夏”とか“海水浴”というイメージが強いですが、実は1年通して楽しめます。夏の賑わいが過ぎて人気の少なくなった砂浜にはメローな時間が流れます。子供達が砂浜や磯で自由に遊んでいる間、夫婦で海を眺めながらぼーっと好きな本を読む。心から家族でいる幸せを感じる大切な時間を過ごすことができます。